フィラリアの感染経路
蚊がフィラリアに感染した犬を刺し、その蚊があなたの犬を刺すと、幼虫が皮膚から体内に入ります。約 6 か月後には心臓と肺動脈で 15〜30 cm の成虫に成長します。主な宿主は犬ですが、猫も感染します。猫の場合は寄生する虫の数は少ないものの、1 匹だけでも突然の呼吸困難を引き起こすことがあります。
症状
初期には全く症状がありません。進行すると次のような症状が現れます。
- 軽いが続く咳
- 運動後に疲れやすい、呼吸が荒い
- 食欲低下、痩せる
- 末期には腹水、失神、心不全
猫の症状は喘息に似ています。断続的な咳、嘔吐、呼吸が速くなるなどで、最初の症状が突然死であることもあります。
予防
- 月 1 回 の予防薬:チュアブル剤、錠剤またはスポットオン剤があり、一部の製品は腸内寄生虫の駆虫やノミ予防も同時に行えます。
- 一年中続けること。香港では冬にも蚊がいるため、数か月薬を止めるだけで感染する可能性があります。
- 開始前に血液検査を。すでに感染している犬にそのまま予防薬を与えると、大量の幼虫が一度に死んでショックを起こすことがあります。生後 6 か月以上の犬は、初回投与前とその後は年 1 回、フィラリア検査(数滴の血液で 10 分で結果が出ます)が必要です。
- 猫も同様に月 1 回の予防薬を使用できます。猫のフィラリア症には安全な治療法がないためです。
治療
犬がフィラリア症と診断された場合は、段階的な治療が必要です。まず薬で幼虫を殺し肺の状態を安定させ、その後に成虫を殺す注射を行います。その間 1〜2 か月は 厳格な運動制限 が必要です。死んだ虫が肺の血管を詰まらせると命に関わるためです。治療には数か月かかり、費用は 1 年分の予防薬をはるかに上回ります。
当院でできること
- フィラリア迅速検査、当日中に結果が分かります
- 体重や生活環境に合わせた予防薬のご提案、オンラインショップでもご注文いただけます
- 感染が疑われる場合は、レントゲン、超音波検査、血液検査で心臓と肺の状態を評価します